紹介予定派遣でなくても、派遣先で勤務をする中で「正社員にならないか?」とのお誘いを頂くこともあります。
派遣社員としてのあなたの仕事ぶりを評価していただいたのです。
お誘いを頂いてうれしいときも、逆に困ったときもまずは派遣会社に相談するようにしましょう。
正社員の場合は、
時給の面で言えば、ほとんどの場合はアップしていると考えられるでしょう。
1.正社員になりたい方の場合
もともと正社員での就業を希望していた
派遣社員には派遣先からの正社員のお誘いはうれしいものです。
しかし、
派遣社員は実際に会社の中で業務や環境を知っている分、社員化の話には慎重になるべきです。
キャリアアップを望んでいる
派遣社員の方も、正社員の条件などをしっかりと確認する必要があります。
「あせって正社員になったけど、給料は低くなるなんて。
残業も多くて、さらに重たい責任を負わされている。立場は安定するし賞与もでるけど・・・」
これはなまじその会社を知っているからと就業条件等をしっかり確認しなかった場合の例です。
派遣社員のお仕事も当然責任のあるお仕事に変わりはありませんが、社員となれば求められるものも変わってきます。
正社員になる事でいったい何がどう変わっていくのか?
この点をしっかりを確認するためにも派遣会社に相談し、確認のポイントについてアドバイスをもらうようにしましょう。
2.正社員になりたくない場合
派遣社員で働く方のすべてが正社員になりたいわけではありません。
派遣社員として
時給アップしたいという人もいるはずです。
様々な派遣先で業務経験がつめる派遣ならでは就業形態が気に入っており、今後もずっと
派遣社員として働きたいという方もまた当然いらっしゃると思います。
派遣先の企業の中には
派遣社員から正社員採用の話を「よい話」、「喜んでくれる」と考えれられる担当者の方もいらっしゃいます。
お話をお断りする場合、それなりの礼節をもって対応する必要があります。
「お話を断れば
派遣社員としての立場も危うくなりそう。何とお断りしたものか・・・」
と悩むより前に、すぐに派遣会社に相談し指示を仰ぎましょう。
状況によっては派遣会社の担当から断ってもらう事で円満にお話を収めることも可能です。
しっかりと
派遣社員としての状況を判断しながら、最善の方向へと自分を導いてください。